御縁あっての福井探訪/続き
- 2008/08/04(月) 13:09:25


当店でも扱っている、「竹田のあげ」のレストラン店内です。落ち着いた趣のあるしつらえで素敵です。久保田さんが案内してくれました。谷口屋さんと言って完全無農薬国産大豆のみを使用して作っています。うまい豆腐から「竹田のあげ」に仕上げています。
皆さん、竹田のあげってご存知ですか?実は私も最近知ったばかりなのですが、真四角で分厚くて重くて水っぽくなく、でっかいあげです。
厚揚げとは全く触感に違う、本当に分厚いあげなのです。油抜きの必要ありません。油もいいし、あげの身がぎっちり詰まっているので、炊きものをしてもしっかりと味がしみ渡ります。
谷口屋さんの気持ちは、いいものを作りたいそれ一心です。久保田さんも同様に、水、米作り、そして手間暇を惜しまない酒造りと皆さん共通した「心意気」をお持ちです。どうやら、谷口屋さんは大豆づくりを計画中のようです。
今回の丸岡町を訪れるに当たっては、ふとしたきっかけで、ある人からのつてを通してこうして実現に至ったのです。
最初のきっかけとなった方は、福井県鯖江市のうるしやさんです。
半年ほど前、私は器を見つけようと南青山に出かけました。特にあてもなく「骨董通り」を歩いているとチラシを配っているのが目に留まりました。聞いてみると「福井の物産店」がすぐ近くにあって、そこでそばの試食があるとのことでした。私は特に急いでいるわけではなかったし、おなかもすいていたので行ってみようと、店員さんに促されお店へ案内されました。越前そばを食べさせていただきました。「おいしかったです。大根おろしとネギが乗った冷たいかけそばです。」せっかくだからと思い、店内を物色し始めたわけです。
ちょうど、越前焼のブースをながめていたとき、ある方が声をかけてくださったんです。お土産屋さんにはめずらしくすいぶん垢ぬけた素敵な方がいるなあと感心していたんです。「お探しのものがありましたら、遠慮なくおっしゃってください。」と。
私は、てっきりこのお店のマネージャか何かかなと思い、お店で使う器はどれがいいかと遠慮なく彼にたづね、いくつか選んでおりました。すると彼が「漆器」を見せてくれながら漆器はカテゴリを選ばす、広く使えると思いますがとそれは「熱く、熱く」漆器について語り始めたのです。
私は、なるほど漆器は生活用品なんだなあとそのとき学習しましたが、その時は、漆器は購入せず名刺交換で終わったのです。
ところが、当店でうどんを出すことになり、また器を探す羽目になったのです。その時に目に浮かんだのが湿気屋さんでした。もう一度、相談してみようと思い連絡をしたところ、速攻で会ってくれてもちろんとびきりの器を購入することになったわけです。その後も、コースで使うお椀などけっこうお勉強していただいて。その節は本当にお世話になりました。
で、その方「山久漆器の三代目で山本さん」ていうんですけどね。私の店がなかなか軌道に乗らず四苦八苦しているとお話したら、大学時代の後輩の方たちをつれてご紹介いただいたり、お客さんをお連れいただいたり、ご自身お一人ででも何度となく来てくださいました。「ありがたいなあ」の一言です。
あるとき、山本さんが福井の食材を使ってみませんか?と提案してくださったんです。そこで、お連れになって知り合ったのが「あらいやさんという呉服屋さんの四代目で荒井さん」という気さくなかわいらしい女性でした。
そのときにサンプルとして持ち込んでいただいたのが「竹田のあげ」と「福利釣り絞り生酒 鬼作座」だったのです。
そんなできごとが、約3〜4か月ほど前でした。
あらいやさんを中心とした「アイプロジェクト」という丸岡町町おこしの
メンバーが今回ご紹介した方々です。
アイプロジェクトのメンバーの皆さんがイベントで上京されたときに「一度、福井に来てください!!」とおっしゃって下ってたので、「ぜひに!!」とまあこんないきさつでした。
私も店に出ていますから、前もっての予定が組みづらく、たまたま「佐野君」のふぐ試験の日程に合わせて行くことにしたわけです。福井行きが決まったのは4〜5日前でした。
山本さんから、「8月の初旬」に福井に赴くと聞いたのですが、僕は残念ながらその時はご一緒できませんと丁寧にご連絡いただいて、あらいやさんの方へ案内の旨お話を通してくださったんです。
それで、あらいやさんにお骨折りいただき、またスケジュールもくんで、私が回りたいところすべて根回ししてくださいました。
「山本さん、荒井さん、
久保田さん、谷口さん、柳澤さん、
皆さん本当にありがとうございました。
そんな福井の皆様に支えられている「SaKuRa」なのです。
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